【北陸地方の地震災害援助について】(1月2日)

多くの方からご相談を頂いております。

なんとかしてあげたい。救援物資を届けてほしい。現地に応援に行きたい。一緒に行って欲しい。などなど…

私もすぐに動きたいです。でも…

皆様の温かいお気持ち、なんとかしてあげたい、すぐに飛んでいきたい気持ち、本当によく分かります。

私の先輩も輪島に住んでいます。彼のご自宅は全壊しました。すぐにでも飛んでいきたい気持ちです。

でも、みなさん落ち着いてください。

東日本大震災を思い出してください。

ここで我々が現地に駆けつけるとかえって混乱を招くだけです。

現地は立ち入ることすら出来ない状況です。

辛いですが今は情報収集を待つしかありません。

現地の行政、警察、消防、自衛隊、海上保安庁、海外援助隊などは今もこの時間も24時間体制で必死に動いています。人命救助のために必死です。

地元の隊員はご自身の家庭や家族が被災しているのにも関わらず、被災者のために徹夜で動いている方もいます。

今は彼らに託すしかありません。

動きとしては

1.プロ(消防、自衛隊、警察、海上保安庁、海外援助隊など)が動く

2.地元行政がプロと共に動く(他の市町村は国や県、地元から要請があった時点で動く)

3.関係団体が要請に基づき動く

4.詳細情報が集まりだす

5.関係自治体、団体などに支援提供(物資、ボランティアなど)要請が入る

6.支援物資、支援団体、ボランティア募集が始まる

このよう動きになると思います。(私のボランティア経験からです)

そこでお願いです。

①慌てて現地へ向かわない(辛いけど我慢して)

②現地の行政、消防などに問い合わせの電話しない(救助要請の電話が繋がらなくなります)

※確認はNTT災害サービス「171」をご利用ください。

③みなさんの地元の行政、消防などに問い合わせの電話しない

④現地の知り合いにむやみに電話をかけない(緊急用に回線を開けてください)

⑤混乱を招くと思われる行動はしない

など冷静な自己判断をお願いします。

今は辛いですがグッと堪えてください。

私も凄く辛いです。

我々に今できることは

①救援物資を今から少しでも集める(購入はまだしない。受け入れ物資のバランスがあるので購入は支援要請があってからで良い)

②募金活動に協力する

③公共の情報を待つ

など皆さんの地元でできること、思いつくことはできる範囲でやってください。

今は待つことしか出来ません。TVなどからの情報を待ちましょう。

今できることは

皆さんが今いる場所で何ができるかを考えてください。